[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国航空宇宙局(NASA)
元記事公開日:
2021/11/02
抄訳記事公開日:
2022/01/21

NASAが組織改編により新たに技術・政策・戦略局(OTPS)を設立

New Roles, Combined Offices for NASA Administrator Leadership Team

本文:

2021年11月2日付けの米航空宇宙局(NASA)による標記記事の概要は以下のとおりである。

NASAのビル・ネルソン長官は、バイデン政権の優先事項と宇宙戦略の重点を支援するために、新しい幹部職と、既存の戦略的関与・評価局およびチーフ・テクノロジスト局”を統合した技術・政策・戦略局(OTPS:Office of Technology, Policy, and Strategy)を設立すると発表した。OTPSは、NASA指導部に、データとエビデンスに基づいた技術、政策、戦略のアドバイスを提供することを目的としている。OTPSは、NASAの6つのミッション部門を横断する活動の展開と指導において、NASA指導部をサポートする。

OTPSの長となるB・ラル(Bhavya Lal)博士は、政権移行期間中にNASAの主席補佐官代行や予算・財務担当の上席アドバイザーを務めた経験があり、宇宙技術、探査、科学、政策に関する豊富な経験と知識を有している。

新設されるチーフ・レジリエンス・オフィサーに着任するM・サンダース氏(Melanie Saunders)は、NASAのコロナウイルス対応とそれに関連する必要事項の実施に従事し、さらに、パンデミックとの関連が深いNASAの「Future of Work」プログラムを監督・統合する。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]