2021年11月15日付けの商務省（DOC）による標記記事の概要は以下のとおりである。

本日、ジーナ・レモンド商務長官は、東京で日本政府および産業界のリーダーたちとの一連の会談を行い、アジア太平洋諸国歴訪を開始した。

レモンド長官は、松野内閣官房長官、萩生田経済産業大臣、林外務大臣と相次いで会談を行った。同長官は会談の中で、インド太平洋地域の志を同じくするパートナー間で、強靭性、包摂性、持続可能性、および両国の中間層の利益向上のためのインド太平洋経済枠組みの構築を含む経済協力を拡大することの重要性を強調した。

また、同地域との経済関係や日米二国間の関与を強化する政府の幅広い取り組みを支援するため、日米商務・産業パートナーシップを立ち上げた。

さらに同長官は、日本の産業界のリーダーとのハイテク・ラウンドテーブルにおいて、日米両政府がどのようにビジネス環境を改善し、半導体のサプライチェーンの強靭性を高め、日米の民間部門間の協力関係を強化きるかについて話し合った。

同長官は、日本を発った後にシンガポールに移動し、リー・シェンロン首相をはじめとするシンガポール政府関係者と会談する。また、ニュージーランドのオコナー貿易・輸出成長大臣、オーストラリアのテハン貿易・観光・投資大臣と会談し、インド太平洋経済の枠組み構築に向けた協力について話し合う予定である。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]