[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国航空宇宙局(NASA)
元記事公開日:
2021/12/02
抄訳記事公開日:
2022/02/28

国家宇宙会議でSTEM教育の重要性を強調

Vice President Highlights STEM in First National Space Council Meeting

本文:

2021年12月2日付け、米国航空宇宙局(NASA)による標記記事の概要は次のとおりである。

カマラ・ハリス副大統領は現政権で最初となる国家宇宙会議の議長を務めた。会議に先立ち、バイデン大統領は大統領令により会議の参加者数を拡大し、バイデン・ハリス政権の幅広い優先事項を反映し、米国史上最大かつ最も多様性をもつ宇宙会議を創設した。

会議中、ハリス副大統領は平和的な探査の促進、宇宙での判断ミスや紛争のリスクの軽減、気候危機への対処、より強力なSTEM労働力の構築など、米国が宇宙での機会をどのように活用すべきかに関する議論を主導した。

NASAのビル・ネルソン長官は雇用創出を支援し、米国の革新力と競争力を維持するためのNASAのSTEMイニシアチブについて語った。また、昨年だけで6,400件以上のインターンシップ、フェローシップ、その他の高等教育奨学金から、高等教育を受ける学生への3,500万ドルの直接財政支援まで、NASAがいかにSTEMに積極的に取り組んでいるかを強調した。

ハリス副大統領は米国宇宙重点フレームワークについても発表した。これは国の宇宙政策と戦略を展開、実施するための評議会の取り組みの指針となるものである。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]