中国とスイス両国のイノベーションの戦略的パートナー関係強化を目指し、中国科学技術部とスイス連邦経済教育研究省が2019年に調印した「科学技術イノベーション協力を強化することに関する共同声明」の関連精神を実行に移すため、中国科学技術部たいまつセンターとスイスイノベーションパーク調整機関は2022年1月11日、中国スイスイノベーション・起業協力第２回ワーキンググループ会議を開催した。そこで2021年の成果を総括し、2022年の業務の段取りを行った。賈敬敦科学技術部トーチセンター主任、孔瑞蒙スイスイノベーションパーク調整機関CEOらの諸氏が出席した。

賈敬敦主任は挨拶の中で、2021年の双方の協力の成果を評価し、次のステップの協力について、次の4つの方向の提案を行った。1.政策、制度、情報等の面における交流とシェアリングを強化する。2.重点的産業分野を深く育成し、科学技術パークエリア、技術、プロジェクト、企業レベルのドッキング活動を入念に組織する。3.協力のブランド活動を立ち上げ、「中国スイス科学技術イノベーションフォーラム」活動を計画及び開催する。4.科学技術パークエリアのレベルで研究開発機関、イノベーションセンターまたは大型協力プロジェクトを共同で建設することを重点とし、いくつかのデモンストレーションプロジェクトをフォローアップし、サービスを提供する。

孔瑞蒙CEOは前年度の活動の成果を振り返り、次のステップの協力について、プロジェクトのきめ細かなドッキングを強化し、スイス中国科学技術イノベーション・起業フォーラムを開催し、オンラインの下での相互訪問および視察等を適時展開する等の提案を行った。

2021年6月の「中国スイスイノベーション・起業協力覚書」調印以来、両国科学技術部門と大使館の強力なサポートの下、トーチセンターとスイスイノベーションパーク調整機関の共同の取り組みで、中国スイスイノベーション・起業協力は各種タイプの会議及び活動を合計６回共催している。

[DW編集局]