[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2022/01/25
抄訳記事公開日:
2022/03/29

風力が最も強い英国海岸線周辺における浮体式洋上風力発電の展開に6,000万ポンド超の投資

£60 million boost for floating offshore wind

本文:

2022年1月25日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表の概要は以下のとおり。

浮体式洋上風力プロジェクトは、英国の海岸線周辺の最も風の強い地域にタービンを設置することを可能にする新技術を開発するために、官民から6,000万ポンド以上の投資を受ける。

英国政府は3,100万ポンドを超えるファンディングにより、風が最も強い地域など深海地域にタービンを設置する計画を推進する。これに加えて、産業界がそれに合わせた(3,000万ポンド超の)投資を行うことで、合計投資額は6,000万ポンドを超える。これにより、グリーンエネルギーへの投資が促進され、アバディーン、スウォンジー、ヨークシャーなど一部の地方のレベルアップが図られる。

この資金投入により、浮体式洋上風力の研究開発が促進され、英国全域のプロジェクトに資金が提供され、英国周辺海域での風力発電の展開が加速される予定である。研究では、タービンが海底に固定する方法、海底ケーブル、基礎ソリューションの開発などの領域に焦点を当てる。

英国はすでに世界最大の洋上風力発電の拠点となっているが、従来のタービンに比べ深い海域に展開できる浮体式タービンは、風力が最も強く、最も生産性が高い英国の海岸線周辺の新しい地域に風力発電所を配置できるようにすることで、エネルギー容量をさらに高めることができる。

[DW編集局]