[本文]

国・地域名:
ノルウェー
元記事の言語:
英語
公開機関:
ノルウェー研究会議(RCN)
元記事公開日:
2022/03/11
抄訳記事公開日:
2022/04/11

ノルウェー研究会議、ロシア当局との研究協力の停止を発表

Research cooperation with Russian authorities on hold

本文:

2022年3月11日付のノルウェー研究会議(RCN)の標記発表の概要は以下のとおり。

ノルウェー研究会議(RCN)は、ロシアのウクライナに対する軍事攻撃を強く非難する。RCNは、ノルウェー教育研究省およびノルウェー研究機関との協議を継続しており、RCNが助成するプロジェクトにどのような影響が及ぶか、現在徹底的に評価している。一部の例外を除き、ノルウェーとロシアの二国間協力はすべて保留となり、重要な協力だけが維持される。このことは、ノルウェー教育研究省とロシア当局との対話の停止を意味する。

研究者間の協力は、各機関や研究機関が賢明と考える限り継続されるべきである。機関間協力と研究者間協力との間の境界線については、各セクターの判断に委ねられる。ノルウェー政府による制裁や措置は、ロシア当局に向けたものであり、ノルウェー在住のロシア市民が、ロシア当局が現在行っていることの責任を問われることは決してない。ノルウェーの大学、ユニバーシティ・カレッジ、および研究機関で引き続き学び、研究することは安全である。

ロシアとの研究協力停止に関する具体例は次のとおり。

▽「極北の環境側面と資源の持続可能な開発に関するノルウェー・ロシア二国間提案公募」の中止。(2022年3月1日)

▽提案公募「教育、研究、イノベーションにおける卓越性のためのINTPART国際パートナーシップ」において、ロシアのパートナーとのプロジェクトを許可しない。

▽現在、RCNは43のプロジェクトに資金を提供しているが、RCNの資金は、プロジェクトの財務・会計責任を負うノルウェーの機関に提供される。

RCNは、ノルウェー政府のガイドラインに基づき、現在進行中のプロジェクトについて、ロシア人パートナーやロシア国内の下請け業者には研究資金を送らないなど、いくつかの方針を打ち出している。

[DW編集局+JSTパリ事務所]