[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2022/01/20
- 抄訳記事公開日:
- 2022/04/13
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バイデン大統領と大統領科学技術諮問会議(PCAST)との会談
- 本文:
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2022年1月20日付の大統領府による標記記事の概要は以下のとおりである。
本日、バイデン大統領は、大統領科学技術諮問会議(PCAST)(科学、技術、イノベーションの重要課題について大統領に助言を行う連邦政府外の著名な専門家からなるグループ)を招集し、政権が科学技術の優先事項を実現し、米国のイノベーションを促進するために現在行っている取り組みについて議論した。
大統領は、パンデミック対策、大胆な気候変動対策、革新的なエネルギー技術の活用など、目下の課題に取り組む上で、科学に基づく意思決定が果たす役割を強調した。また、米国民の政府に対する信頼を回復するために、科学的完全性を維持するための政権の揺るぎないコミットメントを強調した。
大統領科学顧問であり、PCASTの共同議長でもあるE.ランダー(E.Lander)氏は、バイデン大統領の就任1周年に本会議が重なったことは、科学技術を推進力として全米国人の生活を向上させるという大統領の情熱とコミットメントにふさわしいと述べた。
また、PCASTの共同議長のF.アーノルド(F.Arnold)氏とM.ズーバー(M.Zuber)氏が、大統領に次の4つの主要分野の最新情報について説明した。
① 気候変動による物理的・経済的リスクの評価と防御に新しい科学の進歩をいかに活用するか。
② 山火事の検知・追跡・消火能力を強化するために科学技術をいかに活用するか。
③ パンデミックによって明らかになった数十年来の課題に対処するために、米国の公衆衛生システムを再構築するためには何が必要か。
④ 21世紀の科学技術イノベーションにおける米国の継続的なグローバルリーダーシップを確保するために必要な措置は何か。PCASTメンバーは、共同議長が概説した重要分野の各々について探求するためのグループの作業について詳述し、今後の道筋について専門的な知識を提供した。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]