[本文]
-
- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部
- 元記事公開日:
- 2022/03/15
- 抄訳記事公開日:
- 2022/05/09
-
報告書「気候変動2022:影響、適応、脆弱性」に関する議論
- 本文:
-
国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、このほど第6次評価報告書の第2作業部会報告書「気候変動2022:影響、適応、脆弱性」を発表した。
2022年3月6日、中国21世紀アジェンダ管理センター、中国持続可能発展研究会の「グリーン経典読書クラブ」は第75回読書活動を開催し、報告書の最新の結論について議論した。IPCC第55回総会および第2作業部会第12回会議に参加した、21世紀アジェンダ管理センターの2名が、会議の全体的状況、報告書の核心的結論と科学的進展、特定の課題についての協議と観察、および国際的な反応について意見を述べた。
今回の会議参加は、グリーン経典読書クラブの「科学技術がダブルカーボンの実現支援」活動の一環である。同クラブは、カーボンニュートラル技術システム、炭素会計データ等のテーマをめぐって議論を行い、気候変動に対処するセンターの取り組みを推進する上で、極めて良好な役割を果たした。同クラブがIPCC報告書の評価に参加することで、21世紀アジェンダ管理センターの優位性を十分に発揮し、タイムリーに討論・交流を行い、気候変動への適応・緩和と持続可能な発展との相乗的関係に対する理解と知識をさらに深めた。
黄晶21世紀アジェンダ管理センター主任・中国持続可能な発展研究会副理事長・国家気候変動専門家委員会委員は総括の中で、同クラブの前期の研究業務の進展は良好で、成果は豊かで、センターの戦略的研究に極めて良好なサポート的役割を果たした。同クラブは、カーボンニュートラル、気候変動を主題とする研究・討論を引き続き強化し、4月に発表されるIPCC報告書第3作業部会報告書にも注目し、国際的視野、研究能力、および政策レベルの向上を継続的に図り、21世紀アジェンダ管理センターの気候変動に対応する業務のためにサポートを提供しなければならないと指摘した。
[DW編集局]