[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- AgroParisTech
- 元記事公開日:
- 2022/04/13
- 抄訳記事公開日:
- 2022/05/13
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パリ・サクレー農業キャンパス、アグロパリテックに引き渡し
- 本文:
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(2022年4月13日付、工学系グランドゼコール「アグロパリテック」(AgroParisTech)とパリ・サクレー大学の標記発表の概要は以下のとおり)
パリ・サクレー大学農業キャンパスが、工学系グランドゼコール「アグロパリテック」(AgroParisTech)と国立農学・食料・環境研究所(INRAE)に引き渡された。
この複合不動産施設は、施設のコンソーシアム代表である「VINCI Construction France」と、建設プロジェクトオーナーである「Campus Agros SAS」(CASAS)との間で締結された設計、建設、運用、保守(CREM)の全般的契約に基づいて建設されている。建築家の Marc Mimram 氏らによって設計された本キャンパスは、約8,000平方メートルの樹木が茂った公園の周りに6万6,000平方メートルの面積を持つ全体で8棟の建物群で構成されている。パリ・サクレー大学は、このエコシステムの中心部をアグロパリテックとINRAEの両組織が立地する場所として提供。両者が強く関係し合っている象徴にもなっており、パリ・サクレー大学農業キャンパスは、この大学の中核研究拠点として国際的な認知度を高めていく。これらの空間は、生活および環境の科学と産業において最高レベルの研究、教育、イノベーションを提供するように設計されており、国際レベルの教育拠点に組み込まれた世界クラスの科学研究手段を提供する。
首都近郊のイール・ド・フランス地域圏エソンヌ県パレゾーにある4.2ヘクタールのこのキャンパスは、今春、施設のスタッフに門戸を開き、9月にはアグロパリテックの学生に門戸を開く。学術コミュニティ内、より広くはサクレー地域のパートナーとの研究・交流にとって、質の高い有益な枠組をすべての人に提供する。投資額2億7,600万ユーロのこの事業のために、アグロパリテックは、国(キャンパス計画、農業食品省)およびイール・ド・フランス地域圏議会から多くの資金支援を得たほか、ローンや不動産資産の一部売却で資金を得ることができた。これらの多様な公的資金により、アグロパリテックは、プロジェクトに2億5,500万ユーロの資金を投じられるようになる。
パレゾーのエコール・ポリテクニークの西に位置するこの新しいキャンパスは、EDFラボ、Nano-INNOVサイト、2019年に開業した企業インキュベータ育成ホテルの近くにある。
表面積の3分の1は研究室(実験室、培養室、技術ホール、食品エリアなど)に割り当てられ、3分の1は教育(400席の大講義室2教室と150席の4教室など)に割り当てられている。残りの敷地は、管理およびロジスティック・スペース、ならびに施設と学生の生活に必要なスペースを構成する。 [DW編集局+JSTパリ事務所]