[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国家情報長官室(ODNI)
元記事公開日:
2022/03/11
抄訳記事公開日:
2022/05/16

IARPAが新たな生体認証・識別研究プログラムを立ち上げ

IARPA Launches New Biometric Technology Research Program

本文:

(2022年3月11日付、国家情報長官室(ODNI)による標記記事の概要は以下のとおり)

国家情報長官室(ODNI)の研究開発部門であるインテリジェンス高等研究計画活動(IARPA)は、高所・遠距離から全身の生体認証が可能な新しいソフトウェアシステムを開発する複数年研究プログラムである「高所・遠距離からの生体認証・識別(BRIAR)」を公表した。

本プログラムの先進的な研究と技術により、インテリジェンス機関や国防総省(DOD)は、無人航空機(UAV)から、遠距離で、また大気乱流による歪みという厳しい条件下で、個人の認識・識別が可能になる。

競争入札を介して、IARPAは以下のチームに、全ての研究目的に対応するBRIAR研究契約を締結した。

▽アクセンチュア・フェデラル・サービス合同会社(Accenture Federal Services LLC)
▽インテリジェント・オートメーション社(Intelligent Automation, Inc.)
▽キットウェア株式会社(Kitware, Inc.)
▽ミシガン州立大学(Michigan State University)
▽システムズ&テクノロジーリサーチ(Systems & Technology Research)
▽ヒューストン大学(The University of Houston)
▽南カリフォルニア大学 (The University of Southern California. )

また、IARPAはカーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University)とゼネラル・エレクトリック・リサーチ(General Electric Research)とも特定の研究契約を締結した。

本プログラムの試験・評価は、エネルギー省(DOE)オークリッジ国立研究所、国立標準技術研究所(NIST)、米陸軍戦闘能力開発司令部C5ISRセンターによって実施される。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]