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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国研究・イノベーション機構(UKRI)
- 元記事公開日:
- 2022/03/30
- 抄訳記事公開日:
- 2022/05/20
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COVID-19によって提示された課題に取り組む日英協力
- 本文:
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(2022年3月30日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)
日英の社会科学・人文科学プロジェクトが、世界的パンデミックによってもたらされた課題に取り組む。経済・社会研究会議(ESRC)、芸術・人文科学研究会議(AHRC)、日本学術振興会(JSPS)が10件の共同研究プロジェクトに共同で助成する。
これらのプロジェクトは、パンデミックの影響を管理するための、次のような世界的な取り組みの支援に焦点を置いている。
・労働市場への影響
・子供と親のメンタルヘルスへの影響
・文化の将来的な持続可能性への影響
・パンデミックが既存体制に対する国民の信頼にどのように影響しているか
・ビデオ会議技術への依存度の高まりに関する聴覚障害者への影響各プロジェクトチームには、両国からそれぞれの強みと共通関心事の分野で協力する意向の研究者が参加する。
これは、生命科学と環境科学に焦点を当てた前回の成功例に続いて、JSPSと共同で実行される2回目のUKRIイニシアチブである。
このプログラムは、UKRI国際協力基金によるファンディングを受けている。この基金は、世界の研究・イノベーションリーダーとのパートナーシップを構築・強化する英国の能力を高めることを目的としている。
UKRIは、AHRCとESRCを通じて350万ポンドを拠出し、JSPSはこれらのプロジェクトに3億円を拠出する。
[DW編集局]