[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防総省(DOD)
元記事公開日:
2022/04/25
抄訳記事公開日:
2022/05/25

DODが主席デジタル・AI担当官を任命

DoD Announces Dr. Craig Martell as Chief Digital and Artificial Intelligence Officer

本文:

(2022年4月25日付、国防総省(DOD)による標記記事の概要は次のとおり)

国防総省(DOD)は主席デジタル・AI担当官(Chief Digital and Artificial Intelligence Officer: CDAO)にクレーグ・マーテル(Craig Martell)博士を任命した。同氏は人工知能(AI)と機械学習(ML)における膨大な業界経験と専門知識をDODにもたらす。

CDAOとしての同氏は、DODの上級官として、データ、分析、デジタル・ソルーション、AI機能の採用を加速させることにより、会議室から戦場までの決断の優位性を生み出す役割を担う。

同氏は、直近ではLyft社で機械学習部門の長を務め、その前はDropbox社の機械学習部門の長であり、LinkedIn社では数多くのAIチームやイニシアチブを率いた。その前は海軍大学院でコンピュータ科学の終身教授で自然言語処理を専門とした。

CDAO室は、デジタル・AI戦略開発と政策立案を長官・副長官レベルにまで引き上げるとともに、一方でDODのミッションの統一とDOD組織全体のデータ、AI、サイバー関係部門の統合を強化するために、2月に立ち上げられた。

CDAO設立はDODがさらに革新的になるための重要な一歩であり、過去数年間の教訓と企業のベストプラクティスを踏まえて、調整と同期を向上させる。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]