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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部
- 元記事公開日:
- 2022/04/14
- 抄訳記事公開日:
- 2022/05/30
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UNDP再生可能エネルギー技術移転プロジェクトが優れた成果として選出
- 本文:
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国連主催の「後発開発途上国に目を向けて展開する南南協力と三角協力の優れた実践」に関する発表会にて、「中国・ガーナ/ザンビア再生可能エネルギー技術移転プロジェクト」と「中国・エチオピア/スリランカ再生可能エネルギー三者プロジェクト」がこの優れた実践として選出された。
アヒム・シュタイナー国連開発計画(UNDP)総裁は記者会見で、「中国、エチオピアとスリランカの3か国で現在進行中のメタンガス、バイオマス、ソーラーエネルギーの技術移転に関する協力プロジェクトは、エチオピア全土のコミュニティに対して、家庭、病院、学校の電力として、再生可能エネルギーを提供するだけでなく、雇用と生計改善の大きな機会を提供することができる」と強調した。
この2つのプロジェクトは、科学技術部合作司の指導の下、中国科学技術部とUNDPが共同で設計したもので、中国21世紀アジェンダ管理センターの技術移転南南協力センター(以下「南南センター」と略)が中国側執行機関として具体的な実施の責任を負う。また国連「南南協力と三角協力の優れた実践」にも選出された。
2017年12月に科学技術部とUNDPが共同で調印した「科学技術部と国連開発計画の了解覚書」を実行に移す具体的な措置の一つとして、2019年9月、南南センターのUNDP中国駐在代表所が正式に発足した。
南南センターの目的は、技術移転のプラットホームとデータベースの構築を通じて、技術の需要と供給を正確にドッキングさせ、南南協力のパートナーに適切な持続可能な発展のための技術解決案を提供する。また、技術移転分野における南南協力のシンクタンクを構築し、戦略および政策の研究を実施し、技術協力が直面する共通の問題の解決するために、中国の発展経験とベストプラクティスの活用を探求する。「一帯一路」沿いに技術的実証・推進のハブを構築し、中国の技術イノベーション発展の経験を沿線諸国と共同で享受するとともに、技術移転能力構築基地を作り上げ、各国政府とUNDP等の国際機関から委託された技術移転と発展途上国援助プロジェクトを組織・実施し、知識の共同享受、トレーニング交流シンポジウム、技術実証能力構築活動を展開することにある。
[DW編集局]