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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立科学研究センター(CNRS)
- 元記事公開日:
- 2022/05/13
- 抄訳記事公開日:
- 2022/06/27
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「海洋」を駅のフレスコ画でPR
« L’Océan, colosse aux pieds d’argile » : une nouvelle fresque à la station Montparnasse-Bienvenüe
- 本文:
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(2022年5月13日付、国立科学研究センター(CNRS)の標記発表の概要は以下のとおり)
海洋は、気候変動の脅威にさらされながらもその神秘性を保ち、地球のまさに肺としての役割を担う。科学者らはこの生態系をどのように探究するのか。海洋生物の豊かさを維持するための手段とはどのようなものか。こうした疑問に応えるため、CNRSと国立海洋開発研究所(Ifremer)は、パリ交通公団(RATP)と共同で、展示会「海洋、粘土層の下にある巨大なる存在」を企画した。7月11日まで、パリ地下鉄のモンパルナス・ビヤンヴニュ駅の通路に展示されている。
海洋は私たちの青い惑星を支配し、地球上の生命にとって不可欠である。この地球の温度調節器は、人間の活動によって排出される二酸化炭素の30%を吸収し、その植物プランクトンは私たちの酸素の半分を生成している。しかし、海洋が受けている強い圧力によって、その健康状態は悪化している。
今回の展示会のフレスコ画は「知識の裾野を拡大すること」「その変化を研究すること」「海洋の豊かさを維持すること」「海洋を保護しながら利用すること」、そしてもちろん「行動する意識を高めること」の5つの課題に焦点を当てている。
また今回のフレスコ画は、この生態系の豊かさ、未踏の空間の広がりと多様性だけでなく、海洋に存在する脅威や海洋保全の課題も反映している。展示にあたっては、この領域における CNRSやIfremerが実行する研究業務の概要も描いている。海洋の神秘の探究から、気候変動の影響研究、この生態系を維持するための今後の道筋、新たな資源の特定までーーなどである。
[DW編集局+JSTパリ事務所]