[本文]

国・地域名:
南アフリカ
元記事の言語:
英語
公開機関:
南アフリカ国立研究財団(NRF)
元記事公開日:
2022/05/10
抄訳記事公開日:
2022/07/07

持続可能な開発目標(SDGs)共同研究公募

Sustainable Development Goals (SDGs) Collaborative Funding Call

本文:

南アフリカ国立研究財団(NRF)は、このほど持続可能な開発目標(SDGs)パイロット公募2022(SDG Call 2022)を発表した。

本公募は、SDGsの達成を加速することを目的としたパイロット公募で、現在進行中または最近終了した研究・イノベーション・プロジェクトの成果を実施することにより、SDGsの知識ベースの成果をローカルから地域スケールで推進することを目的としている。

プロジェクトは、国際コンソーシアムを通じて資金提供され、コンソーシアムでは、研究者が実施パートナーやステークホルダーと協力して共同で、インパクトのある研究成果の向上を目指す。資金提供されたプロジェクトの研究や成果は、社会にインパクトを与え、現場の人々の生活を向上させるものでなければならない。本公募は、4大陸にまたがる11のファンディング機関によってサポートされる。

本公募の概要は次のとおり。

1. 公募タイトル:持続可能な開発目標(SDGs)パイロット公募2022(SDG Call 2022)
2. 目標とテーマ:特に人間の幸福と能力、持続可能で公正な経済、食料システムと栄養パターン、ユニバーサル・アクセスによるエネルギーの脱炭素化、都市と都市周辺部の開発、地球環境コモンズに関するテーマで、持続可能な開発に関する2030アジェンダの実施を推進。
3. 予算:約820万ユーロ
4. 資金提供国:11か国(中国、南アフリカ、スイス等)
5. 国際コンソーシアム:申請者は、公募に資金提供している少なくとも3カ国の適格なパートナー組織とプロジェクト・コンソーシアムを形成する必要がある。
6. 標準的なコンソーシアム:3から6のパートナー
7. 資金提供:各資金提供機関は、各国の付属文書に記載された各機関の規則に従って、コンソーシアムごとに適格な申請者に対して直接資金を提供する。
8. プロジェクト期間:2〜4年

[DW編集局+JSTパリ事務所]