[本文]
-
- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)
- 元記事公開日:
- 2022/06/14
- 抄訳記事公開日:
- 2022/07/21
-
スタートアップ・プラットフォームが毎年1万2,000のスタートアップ企業を支援
Vier Jahre Gründerplattform – Vier Jahre Unterstützung für Gründerinnen und Gründer
- 本文:
-
(6月14日付、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)とKfW銀行グループによる標記共同発表の概要は以下のとおり)
約4年前、BMWKとドイツ復興金融公庫(KfW)は、スタートアップ・プラットフォームを立ち上げ、毎年1万2,000のスタートアップ企業を支援し、2万9,000人の雇用を創出してきた。
デジタル・プラットフォームは、社会的起業をテーマにしたデジタル・ウエビナーから、同プラットフォームのパートナー・ネットワークの専門家との交流の機会、起業を容易にするデジタル・ツールまで多岐にわたるサービスを提供し、中心となっているのは、ビジネス・プランの作成をデジタルで支援することである。
BMWK政務次官であり、中小企業担当委員であるケルナー(Michael kellner)氏は、次のように述べている。「多様でダイナミックなスタートアップ企業は、ドイツ経済がデジタルでエコな市場経済へと変化していく上で必要不可欠である。起業家は、持続可能性とデジタル化に関して、新しいビジネスモデルを使って、現代の課題にどのように対応していくかを明確に示している。KfW とBMWKが共同でサポートするスタートアップ・プラットフォームは、スタートアップ企業を幅広くサポートしていて、今後も引き続き拡大していく予定である。スタートアップへのアドバイス、支援、登録の窓口として、ワンストップでプラットフォームをさらに発展させたい。目標は24時間以内にスタートアップを可能にすることである」。
KfWのヴィンテルス(Stefan Wintels)会長は、次のように述べている。「今後数年間で、ドイツは持続可能な社会への移行を加速し、同時に産業と技術の拠点としての地位を強化しなければならない。これには、ダイナミックなスタートアップ・プロセスが不可欠である。なぜなら、若い企業は新しいビジネスモデルや技術的ソリューションで変化を推進しているからである。最新のKfWスタートアップ・モニターによれば、起業数は大幅に増加、女性創業者の割合も増えて、デジタルおよびインターネットベースのスタートアップ企業数が記録的なレベルに達している。KfW とBMWKがサポートするプラットフォームは、迅速で良好なスタートを望む人々に、ワンストップに提供することで貴重な貢献をしている」。
一連のプラットフォーム・パートナーの支援には、幅広いものがある。このプラットフォームにはすでに約700のパートナーがいる。それに対応してサポートの範囲も広く、600以上のコンサルティング・サービスと、900以上のイベントや公募が創業者には提供されている。
起業活動をさらに活性化させるには、起業への障壁をさらに取り除くことが必要である。
[DW編集局]