[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国土安全保障省(DHS)
元記事公開日:
2022/07/19
抄訳記事公開日:
2022/08/29

国土安全保障省(DHS)が健康安全保障局を新設

DHS Establishes New Office of Health Security

本文:

(2022年7月19日付、国土安全保障省(DHS)による標記発表の概要は以下のとおり)

 DHSは、医療、労働安全衛生、公衆衛生を担当する機関として、健康安全保障局(Office of Health Security、OHS)を新設した。

 DHSの主席医務官(CMO)が率いるOHSは、DHSの医療、労働安全衛生、公衆衛生の機能を一つの組織の下に統合する。

 この組織再編は、最高レベルの労働安全衛生、ワークライフ・ウェルネスプログラム、そして保護管理下にある外国人のための適切で適時な医療の先駆けとなる。OHSは、組織員の充実と、テロや災害がもたらす健康への影響に対する国としての準備、対応力、レジリエンスの強化を図りつつ、DHS内の調整、標準化、説明責任を組織全体にわたって可能にする。

 近年の教訓は、DHS内の健康安全保障活動の統合と効率化の必要性を改めて強調している。2020年初頭以来、DHSは、同盟者歓迎作戦(Operation Allies Welcome)の主導、国のコロナ対応への貢献、DHS職員への「ワクチン接種作戦」の主導、南西部国境に到着する保護者非同伴の子供たちの急増への対処、自然災害の発生増加とその影響への取り組みなど、広範な医療および公衆衛生関連の対応を行ってきた。

[DW編集局]