[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国家量子調整室(NQCO)
- 元記事公開日:
- 2022/07/22
- 抄訳記事公開日:
- 2022/09/16
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IARPAが、もつれ論理量子ビットに関する新プログラムを開始
- 本文:
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(2022年7月22日付、国家量子調整室(NQCO)による標記発表の概要は以下のとおり)
インテリジェンス高等研究計画活動(IARPA)は、新たに「もつれ論理量子ビット(ELQ: Entangled Logical Qubits)」プログラムを立ち上げた。これは、2023年春に開始予定の4年間のプログラムである。各実行チームは、同プログラム終了までに4つの論理的な基底状態間の遷移を、少なくとも95%の平均成功率で実証することを目指す。将来の拡張性を考慮するとELQでは、ハードウェアとプロトコルがモジュール化の一貫性を満たしている必要がある。論理的なもつれにおける最高のプロトコルでは、誤り耐性を維持することも求められ、これは、誤差を局所的かつ修正可能に保つ重要な特性である。ELQの野心的なゴールと性能目標の達成には、量子力学的ハードウェアの精緻な制御と操作を可能にするための高度に複雑なシステム、プロトコル、およびその他のインフラの開発が求められる。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]