[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2022/08/10
抄訳記事公開日:
2022/09/28

マンスマン氏をBMBFの新しい水素担当委員に任命

Mansmann zum neuen Wasserstoffbeauftragten im BMBF ernannt

本文:

(2022年8月10日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)による標記報道発表の概要は以下のとおり)

 ヴァッツィンガーBMBF大臣は、ドイツ自由民主党(FDP)のティル・マンスマン(Till Mansmann)氏をBMBFのグリーン水素イノベーション担当委員に任命した。マンスマン氏は、本日、シュテファン・カウフマン(Dr. Stefan Kaufmann)氏の職務を引き継ぐ。カウフマン氏は、現在政治以外の新しい職業上の挑戦に専念している。

 BMBF大臣は、次のように説明した:「マンスマン氏をグリーン水素イノベーション担当委員に迎えることができたことをうれしく思っている。彼の開発に関する国際的な政治経験と金融に関する鋭い知見によって、新たな推進力で、我々の野心的な目標達成に大きく貢献してくれるはずである。物理学を学んだ同氏は、エネルギー問題について豊富な知識を活かしてくれるだろう。ドイツを水素立国にしなければならない。現在の地政学的な激変とエネルギー市場の状況から、時間をむだにすることはできない。グリーン水素は、化石燃料に依存しない、本当の意味での未来のエネルギーである。マンスマン氏と一緒に仕事ができることを楽しみにしている。前任のカウフマン博士の善良で集中した信頼感のある協力に感謝する。初代の水素担当委員として、先駆的な仕事を行ない、重要なトレンドを構築した。彼の今後の活躍と成功を願っている」

 新任のマンスマン氏は、次のように付け加えた:「持続可能な水素経済は、ドイツ、ヨーロッパ、そして国際的なパートナーに幅広い機会を提供する。気候中立な技術の開発と市場に対応したイノベーションの発展の加速に貢献する新しい水素担当委員という仕事を非常に楽しみにしている」

[DW編集局]