[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防総省(DOD)
元記事公開日:
2022/08/02
抄訳記事公開日:
2022/09/30

国防総省(DoD)のInnovate Beyond 5Gプログラムで3つの新プロジェクトがスタート

Three New Projects for DOD's Innovate Beyond 5G Program

本文:

(2022年8月2日付、国防総省(DoD)による標記記事の概要は次のとおり)

国防総省(DOD)のInnovate Beyond 5G(IB5G)プログラムで、このほど以下の3つの新プロジェクトがスタートした。いずれも5Gの次の世代の無線技術に向けてDODと産学界とのパートナーシップを継続的に推進するものである。

オープン6G(Open6G):Open6Gは、オープン無線アクセスネットワーク(Open Radio Access Networks:Open RAN)の6Gシステムの研究を活性化することを目的とした産学共同プロジェクトである。新たに出現する5Gを超えた新しいアプリケーションをサポートするために、5GプロトコルのOpen RAN研究と5Gプロトコル・スタック特性のオープン・ソース実装に注力する。Open6Gは、DODが6G技術目標を遂行するためのハブとなる。IB5Gから177万ドルの支援を受け、陸軍研究所との協力契約を通して、ノースウエスタン大学のコスタス研究所により管理運営される。

スペクトル交換セキュリティとスケーラビリティ(Spectrum Exchange Security and Scalability):IB5Gがジリニウム・リサーチ(Zylinium Research)と始めるプロジェクト。スペクトル共有技術は無線ネットワークへの需要が増すにつれて、より重要となっている。ジリニウム・リサーチは、このニーズに応えて、周波数資源の受信、スケジュール、割り当てを行うネットワークサービス機器であるSpectrum Exchangeを開発した。

Zylinium Researchは、ユタ大学のオープン・ワイヤレス・データドライブ実験研究プラットフォーム(Platform for Open Wireless Data-drive Experimental Research: POWDER)でSpectrum Exchangeのダイナミックな周波数割り当てを実証した。POWDERは、「先端ワイヤレス研究プラットフォーム(PAWR)」の一部で、米国立科学財団(NSF)が資金提供している。Zylinium Research のSpectrum Exchange研究は研究・工学担当国防次官室(OUSD(R&E))から164万ドルの支援を受けている。

大規模マルチ入力・マルチ出力(Massive Multi-Input/Multi-Output: MIMO):IB5Gは、ノキア・ベル研究所とのコラボで、MHzからGHzまでの、レジリエントで大規模なMIMOプロジェクトを立ち上げた。大規模MIMOは、戦術用無線通信のレジリエンスとスループットを向上させるもので、戦闘員にとって不可欠のものである。プロジェクトはOUSD(R&E)から369万ドルの支援を受ける。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]