（2022年8月9日付、大統領府による標記記事の概要は次のとおり）

大統領府科学技術諮問会議（PCAST）は半導体・科学法（CHIPS and Science Act）において措置された研究開発資金の執行に係る提言を大統領に送付した。

これには、マイノリティ受け入れ機関やコミュニティ・カレッジを含む学術機関全体にわたる半導体労働力育成のための米国マイクロエレクトロニクス・トレーニング・ネットワークの構築、スタートアップへの参入障壁を低減することによるイノベーションの促進、スタートアップや研究者がさらに素早く低コストでイノベーションを起こせるようにする「チップレット・プラットフォーム」の開発推奨、基礎研究とグランドチャレンジによる国家半導体研究アジェンダの設定（例えば現在最速のスーパーコンピュータの1,000倍速い速度を持つ初の「ゼッタスケール・スーパーコンピュータ」の構築）などが含まれている。

PCASTの半導体報告書の全文は今秋公表される予定である。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]