政府は10月28日、５か年投資計画「フランス2030」の枠組みで公募した、サイバーセキュリティ関係の採択プロジェクト17件を発表した。計3,900万ユーロを投資する。

　フランスはかねてから、サイバーセキュリティでは世界最先端のレベルを目指している。今回の支援の方針は「サイバーセキュリティの画期的技術を育てること」「エコシステム関係者間の直接協力を強めること」「関係教育への支援を拡大すること」である。

　ジャン＝ノエル・バロー経済・財務省付大臣（ＤＸ・通信担当）は「詐欺対策フィルター、サイバースコープ、専門家３万人の育成などのプロジェクトを採択したが、これらは日々のセキュリティを確保することと同じだ」とコメントしている。

[DW編集局]