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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2022/09/07
- 抄訳記事公開日:
- 2022/11/15
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NSFとDODが、米軍・政府・重要インフラ事業者への5G通信技術の推進で連携
- 本文:
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(2022年9月7日付、国立科学財団(NSF)による標記発表の概要は以下のとおり)
NSFは、国防総省(DOD)の研究・工学次官室(DOD OUSD(R&E))と連携し、「コンバージェンス・アクセラレータ(Convergence Accelerator)プログラム」の2022年コホートの研究テーマである「トラックG:5Gインフラの安全な運用」において、16の学際チームを選定し、1,200万ドルを提供した。
2019年に開始されたコンバージェンス・アクセラレータは、「Directorate for Technology, Innovation and Partnerships(TIP)」のプログラムであり、NSFの基礎および探索研究への投資を基に、社会的・経済的インパクトに向けてソリューションを加速させることを目的としている。
トラックGは、DODの5Gイニシアチブ「Operate Through」 に基づいて構築され、5Gの脆弱性の評価と軽減、厳格な研究を通じた5Gの標準化と政策の充実、米軍と連邦政府の5Gによる通信の推進のための技術開発促進を目指している。
今後9カ月間、各チームは最初のアイデアを概念実証(Proof of Concept)まで展開させ、新しいチームメンバーやパートナーを特定し、コンバージェンス・アクセラレータ独自のイノベーションカリキュラムに参加することになる。カリキュラムには、人間中心設計、チームサイエンス、実用志向(use-inspired)型リサーチ、初期段階プロトタイピング、説明・発表技術といった基礎的な内容が含まれている。フェーズ1の終了後、チームは24ヶ月のソリューションとサステナビリティの開発段階であるフェーズ2のチーム選考に臨むことになる。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]