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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部(MOST)
- 元記事公開日:
- 2022/10/13
- 抄訳記事公開日:
- 2022/11/18
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21世紀センター、「双炭」目標の達成を支える科学技術に関する調査を開始
- 本文:
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(2022年10月13日付、科学技術部の標記発表の概要は以下のとおり)
21世紀センターは最近、科学技術による「双炭(カーボンピークアウト、カーボンニュートラル)」目標の実現支援に関する中国共産党中央、国務院の段取りを貫徹し、カーボンニュートラル特別テーマの研究支援に関する中国科学技術部の要求を実行に移すため、またカーボンニュートラル技術開発ロードマップのスケジュールに合わせて、清華大学、北京大学、復旦大学、中国海洋石油集団(CNOOC)研究総院、国家気候センター、気象衛星センターおよび中国森林科学院等の機関を訪問し、一連の調査活動を行った。
黄晶21世紀センター所長が率いる調査研究チームは、カーボンピークアウト、カーボンニュートラル技術のニーズと低炭素技術の主要成果に着目し、以下の研究機関を訪問、意見交換を行った。
原子力利用および水素製造と熱供給については、清華大学原子力・新エネルギー技術研究院、気候変動問題については、北京大学国際関係学院、海洋二酸化炭素の回収・利用・貯留(CCUS)プロジェクトを含む新エネルギー分野における科学技術については、中国海洋石油集団有限公司、総合気象観測プラットフォーム、気象衛星応用については、中国気象局気象観測センター、国家衛生気象センター、国家気象科学研究院、国家気象センター、地球システムモデルと気候変動総合評価モデルとの統合については、国家森林草原局、カーボンニュートラルについては復旦大学、さらに、カーボンニュートラルガバナンスのためのビッグデータプラットホーム、カーボンニュートラル政策システムのモデル構築、エネルギーと新材料については、上海エネルギー・カーボンニュートラル戦略研究院、ビッグデータ研究院、エネルギー経済・戦略研究センターを訪問し、議論を行った。
今回の一連の調査は、カーボンニュートラル目標におけるゼロカーボンエネルギーへの移行、グリーン低炭素技術の開発、気候ガバナンスの各分野における研究を促進し、将来の技術的ニーズに対する認識を深めたことで、カーボンニュートラル技術開発ロードマップ実現のための基礎を築いた。黄晶所長は、調査の中で、21世紀センターは引き続き、カーボンニュートラル技術発展を密接に追跡し、カーボンニュートラルの行程と戦略に関する研究を全力で推進し、科学技術部によるカーボンピークアウト、カーボンニュートラル科学技術イノベーションへの支援が必要であると指摘した。21世紀センターから、計画部、海洋部、社会部、グローバル部、生態環境部等が調査に参加した。
[DW編集局]