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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
- 元記事公開日:
- 2022/10/21
- 抄訳記事公開日:
- 2022/12/19
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英国のバッテリー研究開発に2億1,100万ポンドの資金提供
Record funding uplift for UK battery research and development
- 本文:
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(2022年10月21日付、ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表の概要は以下のとおり)
英国の世界をリードする製造業が、バッテリーの研究・イノベーションへの、新たな2億1,100万ポンドの政府基金で賦活される。
この記録的な資金増強は、2017年に開始された「ファラデー・バッテリー・チャレンジ」を通じて行われ、英国における世界クラスの科学技術開発とバッテリー製造の規模拡大を支援する。これは、家庭用エネルギー貯蔵や電気自動車など、強力で急速充電可能なバッテリーが不可欠となる産業において、民間投資と経済成長の機会をつかむのに役立つ。
この資金提供は、2022年から2025年にかけて、英国研究・イノベーション機構(UKRI)により、ファラデー研究所、Innovate UK、英国バッテリー工業化センター(UKBIC)の支援とともに提供される。これにより2040年までに、巨大電池工場「ギガファクトリー」やバッテリーのサプライチェーンにおいて、100,000人の雇用が創出される。これらの技術のスケールアップを支援し、民間投資をさらに引き出すことで、経済の持続的な成長が促され、税収増や公共サービスの安定化を通じて、英国中の人々の生活向上にもつながる。
ファラデー・バッテリー・チャレンジは、以下の取り組みを行うものである:
・バッテリーの重量とコストの削減、貯蔵エネルギーの増大、信頼性とリサイクル性の確保のための研究と製造能力の増強
・英国のバッテリー分野における企業主導の共同イノベーション、Innovate UKを通じたバッテリー製造に必要な幅広いネットワーク構築とスキルの開発
・国のバッテリー製造開発施設であるUKBICにおける製造のスケールアップとスキル開発このチャレンジは、英国全土で活動する140以上の組織を支援し、4億ポンドを超える民間の投資を誘致してきた。また、英国の独立したバッテリー研究機関であるファラデー研究所が、25以上の大学の500人の研究者を結集し、現在のバッテリー技術の改善と将来のバッテリー技術の開発に取り組むことも可能にした。
1億3,000万ポンドを投じたUKBICは、チャレンジの支援によって、欧州の競合施設より3年早くオープンさせることができた。UKBICは、バッテリーの研究開発と商業化を支援する機関である。これまでこのチャレンジでは、英国のバッテリー開発者が80件以上の研究・イノベーションプロジェクトに取り組み、製品の市場投入に成功している。
[DW編集局]