[本文]
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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国住宅都市農村建設部
- 元記事公開日:
- 2022/11/08
- 抄訳記事公開日:
- 2023/01/12
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「“第14次五カ年計画”生態環境分野の科学技術イノベーション特別計画」発表
- 本文:
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2022年11月8日、中国住宅都市農村建設部は、「“第14次五カ年計画”生態環境分野の科学技術イノベーション特別計画」(以下、「特別計画」)について、以下のように述べた。
中国科学技術部、生態環境部、住宅都市農村建設部、気象局、林業草原局の5部門は、中国の主要な生態環境問題と重要な科学技術のニーズに的を合わせて、このほど、「特別計画」を発表した。本計画では、現実と未来に目を向け、異なる地域の特性に適応し、複数のニーズを満たす生態環境科学技術イノベーションシステムを構築していく。
計画の全体的な目標は、生態環境の質の向上、リスクの低減を重点として、生態環境の健全化、化学物質の安全、地球規模の気候変動などの主要な生態環境問題に関する基礎研究を深化させることである。環境汚染の防止、生態系の保護と回復、固形廃棄物の削減と資源利用、生態環境の監視・早期警報とリスク管理などの重要なコア技術の開発は、ハイエンドの新技術、新素材、新装備を形成し、環境保護産業の飛躍的な発展をリードしていく。生態環境分野と産業の特性に適合した科学技術イノベーションのモデルを整備していく。
さらに計画は、生態環境監視・早期警報、生態の保護・修復と生態安全、マルチメディア環境汚染の包括的予防、固形廃棄物削減と資源利用、新汚染物質の処理と国際的コンプライアンス、気候変動対応の6分野面における具体的な目標を明確にしている。
この計画では、主要地域や流域における生態環境保護と生態系安全の国家的な主要ニーズに対応し、生態系の安全と保護・回復の分野における主要なチームやトップの科学者を結集し、生態学と環境分野の国家重要研究所、国家技術革新センター、生態系監視研究ステーションを活用し、組織や実施メカニズムを革新するなど、5大領域で一連のセーフガードを提案していることは注目に値する。また、生態環境分野の重要研究所、国家技術革新センター、生態系監視研究ステーションのネットワークの役割を果たし、長期安定的な観測、実験ベースの科学技術実証を行い、科学データセンターと情報を共有するプラットフォームを構築する。
[DW編集局]