[本文]

国・地域名:
南アフリカ
元記事の言語:
英語
公開機関:
南アフリカ国立研究財団(NRF)
元記事公開日:
2022/11/14
抄訳記事公開日:
2023/01/18

「気候変動への適応と緩和に関する研究のための国際共同イニシアチブ」公募

Pre-L aunch Announcement: International Joint Initiative for Research in Climate Change Adaptation and Mitigation

本文:

(2022年11月14日付、南アフリカ国立研究財団(NRF)の標記発表の概要は以下のとおり)

2022年11月11日、南アフリカ国立研究財団(NRF)は、ブラジル、カナダ、ドイツ、ノルウェー、南アフリカ、スイス、英国、米国の研究助成機関のコンソーシアムと協力して、「気候変動への適応と緩和に関する研究のための国際共同イニシアチブ」公募の事前立ち上げを発表した。

カナダ研究調整委員会(Canada Research Coordinating Committee)が主導するこの公募は、脆弱なグループのために共同策定された適応戦略および緩和戦略の設計と実施の推進を目的としている。脆弱なグループとは、物理的な脆弱性(気候変動に関連する事象に晒されやすい、および/またはインフラが貧弱)、および社会経済的な脆弱性(知識、技術、財源など気候変動の影響に備え、対応するためのリソースの制限、または紛争、安全、脆弱性のため)の両方により、気候変動の影響を現在最も受けているグループである。

本公募では、気候変動の代表的で重要な8つのリスクのうち、少なくとも2つに対する参加型で、文脈的で、文化的に適切な緩和と適応の対応について、学際的(2つ以上の分野または専門知識団体からの情報、データ、技術、ツール、視点、概念または理論を統合)かつ分野横断的な(必要に応じて、学術、研究、経済(企業)、社会(政府および非政府組織)およびコミュニティ部門が関わる)研究を支援する。

すべてのプロジェクトは、研究および成果の共同創造、実施、所有において、参加するコミュニティと協力し、政策の実施と知識の動員に関するアプローチを開発することが要求される。本公募では、研究、ガバナンス、コミュニティのつながりを強化し、資金提供されるプロジェクトが変革的でインパクトのあるものになることを目指す。

[DW編集局+JSTパリ事務所]