科学技術部はこのほど、科学研究プロジェクト評価に関する4つの国家基準、すなわち「科学技術研究プロジェクト評価通則」（GB/T 22900-2022）、「科学技術研究プロジェクト評価実施ガイド　基礎研究プロジェクト」（GB/T 41619-2022）、「科学技術研究プロジェクト評価実施ガイド　応用研究プロジェクト」（GB/T 41620-2022）および「科学技術研究プロジェクト評価実施ガイド　開発研究プロジェクト」（GB/T 41621-2022）を発表し、施行した。

改定されたGB/T 22900基準は、自然科学と技術分野における科学技術研究プロジェクトの評価に関する要件を明確にしている。改訂版では、評価の原則、プロジェクトの分類と評価の重点など、評価の方法と手順等を修正している。GB/T 41619、GB/T 41620、GB/T 41621の3つの基準は、GB/T 22900を基礎として、それぞれ基礎研究プロジェクト、応用研究プロジェクト、開発研究プロジェクトについて、評価の原則、種類、重点、方法と手順を提示している。

これらの基準は、科学技術研究プロジェクトの評価活動を、プロジェクト立上げ時評価、中間評価、検収評価と追跡評価の４つのタイプに分け、プロジェクトの特性に合わせて、評価内容を提供している。基礎研究プロジェクトの評価は、独創性、理論性と実験性を、応用研究プロジェクトでは、革新性、先端性、応用性を、開発研究プロジェクトでは、革新性、普及性、持続性を重視する。これらの基準は、プロジェクト評価の一般的なプロセスを明確にし、さまざまな評価のニーズに対応できる定性的および定量的な評価方法を提供している。基準では、附録の中においてそれぞれの方法について、技術的準備のレベルおよびその拡張と応用について、さらに重点的に説明している。

[DW編集局]