[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2022/12/19
抄訳記事公開日:
2023/01/25

政府が、Horizon Europe申請者への資金支援セーフティネットを延長

Government extends Horizon Europe financial safety net

本文:

(2022年12月19日付、ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表の概要は以下のとおり)

政府は本日、2021年11月に開始された英国のHorizon Europe申請者に対する助成の延長を発表した。この延長により、対象となる申請者は、引き続き助成が保証され、研究・イノベーションにおける重要な活動を継続することができる。

この保証は、2023年3月31日までのすべてのHorizon Europe公募を対象とする。Horizon Europeに応募し、採択された申請者は、助成金の有効期間中、英国のホスト機関で全額を受け取ることができる。

助成対象者は、この助成金を受け取るために英国を離れる必要はなく、これにより将来にわたって共同研究が保証され、英国のHorizon Europeへの参画が実現するか否かにかかわらず、英国の研究者は支援を受けることになる。

政府は、EUプログラムへのアソシエート参加に向け引き続き尽力するが、時間がなくなりつつある。政府としては、不確実な状況が続く間も、英国の研究開発部門を支援し、英国の研究に対する強力な国際協力の機会を確保することを優先している。

今年初め、政府は、Horizon Europeへの参加が不可能になった場合に実施される移行措置の詳細を発表した。さらなる詳細は、まもなく公開されるが、先の発表では、移行措置は現在の保証が終了した後に開始されることが確認されているので、助成金の中断はなく、対象者が支援を受けられなくなることはない。

[DW編集局]