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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)
- 元記事公開日:
- 2022/12/08
- 抄訳記事公開日:
- 2023/02/02
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公共部門と革新的企業のための調達プラットフォーム「KOINNOvationsplatz」を立ち上げ
- 本文:
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(2022年12月8日付、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)による標記発表の概要は以下のとおり)
「革新的調達のためのコンピタンスセンター“KOINNovationsplatz”」は、BMWKのイノベーション政策「アイデアから市場での成功まで」の枠組み内にある新たなプラットフォームであり、公共部門と革新的な企業に対して、新たなソリューションを特定し、市場への参入を容易にする手段を提供するものである。
ブラントナー(Franziska Brantner)政務次官は以下のように述べた:
「KOINNovationsplatzにより、公共部門と革新的プロバイダとの間のリンクがつくられる。これによって行政をより革新的にするという目標と、より革新的な中小企業やスタート・アップを惹きつけ、公共部門のニーズに沿った革新的で効率的なソリューションを獲得するという、両方の目標を達成したい。」
KOINNOvationsplatzにおいて、BMWKは、スタート・アップ戦略の重要な施策を実施している。革新的な企業やスタート・アップは、このプラットフォーム上で、公共部門の顧客に対して彼らのイノベーションをデジタルで紹介できる。
KOINNOvationsplatzは、「チャレンジ」と「イノベーション・マーケット・プレイス」の2分野で構成される仲介プラットフォームである。
このプラットフォーム全体、特に「チャレンジ」では、実際の契約に際し、契約当局の事前の市場調査を支援する。行政が、「チャレンジ」を使って、調達関連の重要な課題を取り挙げ、企業に対して、そのソリューションのアイデアを提出するよう依頼することができる。これは入札制度とは異なり、互いのニーズとソリューションを知り、市場性を理解するために連絡を取る機会である。
「イノベーション・マーケット・プレイス」では、革新的なプロバイダが、革新的なソリューションを提示し、行政にとってその調達が適切なものであるかを確認する機会を提供する。
このプラットフォームは、「革新的な調達のためのコンピタンスセンター(KOINNO)」によってつくられたものである。KOINNOは、BMWKの委託を受けて、連邦資材管理・購買・ロジスティックス協会(BME)によって実施される助成プロジェクトである。
[DW編集局]