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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- マックスプランク協会(MPG)
- 元記事公開日:
- 2022/12/14
- 抄訳記事公開日:
- 2023/02/07
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50年以上にわたる技術移転の実績
- 本文:
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(2022年12月14日付、マックス・プランク協会(MPG)による標記発表の概要は以下のとおり)
1970年にMPGの子会社として設立されて以来、マックス・プランク・イノベーションは、4,800件以上の発明と、約180のスピンオフをサポートし、2,900件以上の開発契約を締結してきた。「これらのスピンオフは、9,250以上の雇用を創出し、その製品とサービスで、イノベーション拠点としてのドイツの革新力の強みに貢献してきた。これらのスピンオフの多くをサポートし、共に歩んでこられたことを誇りに思う」と、マックス・プランク・イノベーションの取締役、ウルリッヒ・マール(Ulrich Mahr)氏は述べた。この祝賀会は、コロナ禍のため2年間延期されていた。
マックス・プランク・イノベーションは長い間、主に特許の活用に重点を置いてきたが、MPGのシュトラートマン(Martin Stratmann)会長が説明するように、現在は、MPGから独立して、起業したい若い創業者の支援にシフトしている。すなわち、「金銭的な成功への投資から、心への投資へのシフト、我々の思考により近いものへのシフト」に移行している。同社の最新の取り組みとしては、今年開始され、MPGが毎年400万ユーロを拠出しているスタートアップ・インキュベーション・プログラム、「MAX!mize」がある。
記念式典のハイライトは、ノーベル賞受賞者のシュテファン・ヘル(Stefan Hell、MPI学際科学研究所)氏、ペーター・ゼーベルガー(Peter H.Seeberger、MPIコロイド界面研究所)氏、クリスティアン・テオバルト(Christian Theobalt、MPI情報研究所)氏が参加したパネルディスカッションで、この3人の取締役全員が会社の創業者でもある。この3人が、科学助成財団連盟(Stifterverband)の事務局長兼取締役、アンドレア・フランク(Andrea Frank)氏と話し合った。
展示会では、マックス・プランクの技術に基づいて設立され、マックス・プランク・イノベーションが支援した以下の15の企業が紹介された:
abberror instruments, Batene, Cardior Pharmaceuticals, Dewpoint Therapeutics, Evotec, Lead Discovery center, Lipotype, Menlo Systems, Meshcapade, MODAG, QLi5, Scienion, Tacalyx, Targenomix, terraplasma, Thermosome [DW編集局]