[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
デジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)
元記事公開日:
2023/01/12
抄訳記事公開日:
2023/02/09

技術とデータに関する米英包括的対話の初会合

Inaugural Meeting of U.S.-UK Comprehensive Dialogue on Technology and Data

本文:

(2023年1月12日付、デジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)の標記発表の概要は以下のとおり)

技術とデータに関する米英包括的対話の初会合のために、米英両国政府高官がワシントンD.C.に集まった。この最初の会合では、以下の3点が議題となった。

①データ
②重要な新興技術
③安全でレジリエントなデジタル基盤構造

両国は、2023年に取り組むべき成果目標として、以下のものを特定した。

▽「グローバル越境プライバシールール(CBPR)フォーラム」における多国間協議など、世界中での信頼性のあるデータ流通促進のための協力
▽英米間データ流通のためのデータ・ブリッジの完成と実装
▽「オープン無線アクセスネットワーク(Open Radio Access Networks:Open RAN)」など、オープンで相互運用性があり、信頼性が高く、安全なデータ通信システムの推進、およびテレコミュニケーション研究開発に対する相補的かつ協力的な取り組みの確保
▽6GHz帯の次世代ライセンス不要技術に関する円卓会議の開催
▽我々の価値観を反映した形での技術設計・開発・展開を確実化に貢献する、より広範なパートナーコミュニティの構築という、我々の共通目標を支える、「OECDグローバル技術フォーラム」の推進
▽スキル・投資・研究開発に関する、英米の半導体業界間協力機会の設定
▽共同研究・情報共有・商業協力支援などを通じた、AI技術標準の策定と信頼できるAIのためのツールに関する英米協力の強化

両国の4人の高官は、四半期ごとに進捗状況を確認し、技術とデータに関する今後の協力領域を特定することに合意した。次回の公式対話は2024年1月に開催される。

[DW編集局]