[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国務省(DOS)
元記事公開日:
2023/01/03
抄訳記事公開日:
2023/02/14

国務省の「重要・新興技術特使室」が始動

Establishing the Office of the Special Envoy for Critical and Emerging Technology

本文:

(2023年1月3日付、国務省(Department of State:DOS)による標記発表の概要は以下のとおり)

本日、国務省の「重要・新興技術特使室(Office of the Special Envoy for Critical and Emerging Technology)」が業務を開始する。ブリンケン国務長官は、世界を再構築しつつあるさまざまな重要・新興技術が、今や米国の対外政策と外交の遂行の不可欠な一部であるため、近代化アジェンダの一環として、この特使室を設立した。基盤技術の開発と展開をめぐる競争は激化している。特使室は、重要・新興技術に対する省のアプローチに対して、技術政策の専門知識、外交リーダーシップ、戦略的方向性をもたらす。省全体で技術外交の強化に取り組む中、特使室は、重要・新興技術に関する外交政策の立案と調整の中心となり、バイオテクノロジー・先端コンピューティング・人工知能・量子情報技術など、社会・経済・安全保障を変革するような新興技術に関与するよう、諸外国に働きかける。また特使室は、国の外交政策の中心となるこれらの技術やその他の技術的な課題に取り組む、省内のすべての組織と緊密に連携して業務を進める。

セス・センター(Seth Center)博士は、副特使室長として、特使室の立ち上げ・拡張を担当する。センター博士は、政府内外で国家安全保障と技術政策に携わった幅広い経験を有している。

[DW編集局]