[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2023/01/10
抄訳記事公開日:
2023/03/16

BMBF、ドイツの水素技術を輸出のヒット商品に

Stark-Watzinger: Deutsche Wasserstofftechnologien zum Exportschlager machen

本文:

(2023年1月10日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

本日、欧州特許庁(EPO)と国際エネルギー機関(IEA)は、水素技術関連特許についての共同研究を発表した。

シュタルク・ヴァッツィンガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は次のように述べた:

「水素分野の特許の4分の1以上は、欧州連合(EU)から出願されており、これは世界一である。特にドイツがEU域内での割合が11%と最大であることを大変うれしく思っている。科学者の努力とBMBFの徹底した研究助成により、ドイツを水素共和国とし、ドイツの水素技術を輸出のヒット商品とするための絶好のスターティングポジションを獲得しているのである。登録された特許が、バリューチェーンのあらゆる分野から出願されているという事実は、Made in Germanyの水素技術には、大きなポテンシャルがあることを示している。我々はパイオニアとして、これからも集中的に研究を推進し、科学から産業への成果の移管を加速したいと考えている。また、最終用途を拡大する努力も必要である。結局のところ、水素は海運や航空輸送、発電や暖房などの脱炭素化のための重要な要素なのである」

[DW編集局]