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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術政策研究院(STEPI)
- 元記事公開日:
- 2023/02/16
- 抄訳記事公開日:
- 2023/03/17
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地域の危機、未来のモビリティ人材育成と技術で解決
- 本文:
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(2023年2月16日付、科学技術政策研究院(STEPI)の標記発表の概要は以下のとおり)
科学技術政策研究院(STEPI)は2月15日、忠南大学校において、「持続可能なモビリティ転換をいかに成し遂げるか」というテーマで、第28回韓国リビングラボ・ネットワークフォーラムを開催した。STEPIと韓国リビングラボネットワーク(KNoLL)が主催し、大田・世宗・忠南地域のイノベーションプラットフォーム未来リビングラボセンターが主管した今回のフォーラムでは、モビリティ技術と産業の活性化、地域人材の育成と雇用創出など、地域の生活の質を高めるための統合型政策方針と、これを実現するためのプラットフォームとしての官・民・産・学・研が協力するリビングラボの可能性と展望について話し合われた。
まず、パク・ヨンハン大学イノベーション教育本部長(DSC地域イノベーションプラットフォーム)が、「地域と共生する大学、モビリティ人材育成の道を探す」というタイトルで、モビリティ分野の将来の核心人材を育成するハブとしてDSC共有大学を紹介し、地域問題を解決するリビングラボセンター関連の教育課程の必要性を示した。次に、イム・チュンジェ教授(啓明大学)は、「将来の社会変化に対応する需要応答型モビリティ・リビングラボの実験と課題」というテーマで、交通疎外地域の福祉を支援するために軍威郡と大邱市達西区で行われた需要応答型モビリティの実証実験を紹介した。最後に、オ・ミヘ強小特区キャンパス長(韓国自動車研究院)が、「炭素中立、スマートシティ時代のモビリティ」と題して発表し、地球環境汚染源を最少化し、スマート時代の持続可能な移動性拡張のためのモビリティの役割と技術開発策を提示した。
ソン・ウィジン政策委員長(韓国リビングラボ・ネットワーク)が座長を務めたパネルディスカッションには、キム・テヒョンスマートシティ交通研究センター長(韓国交通研究院)、キム・テヒ教授(弘益大学)、ソン・ジウン上級研究委員(科学技術政策研究院)、アン・ジェミンモビリティーICT事業本部長(DSC地域イノベーションプラットフォーム)、ジョン・ソンピル教授(ナザレ大学)が参加し、持続可能なモビリティ転換方針を話し合った。なお、韓国リビングラボネットワークとは、各リビングラボ間の連携・協力を目的として2017年3月に発足した団体であり、リビングラボの運営経験とノウハウを共有し、交流を深めることを目的に隔月でフォーラムを開催している。
[DW編集局]