[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2023/01/25
抄訳記事公開日:
2023/03/17

BMBF、「科学年2023-我々の宇宙」をキックオフ

Stark-Watzinger: Das Universum bietet unzählige spannende Anknüpfungspunkte und Facetten

本文:

(2023年1月25日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

本日、シュタルク・ヴァッツィンガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は、「科学年2023」の開始を宣言し、以下のように述べた:

「本日、『科学年2023-我々の宇宙』を開始する。宇宙は魅力的なテーマであり、宇宙の探求から得られる知見は、我々の好奇心を満たすのみならず、我々の世界や文化に対する理解を深め、またそのために開発される技術を形作ることにもなるのである。たとえば、調理用セラミックコンロや、無線LANなどが、我々の日常生活に役立っている。宇宙は、次元がほぼ無限であるだけでなく、無数の興味深い接点や側面を提供しており、今年は、すべての科学関係者と共に、より一層緊密に探求したいと考えている」

ドイツ工学アカデミー会長、ヤン・ヴェルナー(Prof.Dr.Jan Wörner)教授は、以下のように付け加えた:

「科学技術こそが、我々を宇宙へと向かわせ、空間と時間への深い洞察を与えてくれる。重要なことは、天文学と宇宙旅行が人々を感動させ、そして人々を繋ぐことである。軌道上から見る地球は、その美しさと共に脆弱性を教えてくれる。そして、明るい未来のために、グローバルコミュニティとして協力するよう我々に呼び掛けているのである」

「科学年」は、2000年以来、BMBFと「対話における科学(WiD)」が、共同で開催してきており、今年は、ドイツ科学アカデミーがWiDの株主総会の議長を務めている。「科学年」の目的は、人々が科学にもっと興味を持ち、研究についての社会的対話を促進させることである。

[DW編集局]