[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2023/01/27
抄訳記事公開日:
2023/03/20

BMBF、サイバーセキュリティの研究アジェンダを発表

Stark-Watzinger: Wir haben unsere Forschungsförderung im Bereich Cybersicherheit neu ausgerichtet

本文:

(2023年1月27日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

BMBFは本日、「サイバーセキュリティの研究アジェンダと対策」を発表した。

シュタルク・ヴァッツィンガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は次のように述べた:

「デジタル空間で社会を可能な限り包括的に保護するためには、サイバーセキュリティ分野でのオーダーメイドの研究とイノベーションが必要である。「サイバーセキュリティ研究アジェンダ」では、研究資金の使途を新たな脅威の状況に合わせて調整した。この措置により、BMBFはドイツの将来のサイバーセキュリティの基盤を強化することができる。この措置には、①ドイツとヨーロッパの技術主権の強化、および危険な依存関係の削減、②研究・開発・イノベーションの重要基本原則としてのサイバーセキュリティ・プライバシー・持続可能性の採用、③資金提供措置のより緊密なネットワーク化、および経済や社会への技術移転の強化、以上の3つの目標がある」

■背景

BMBFの今回の措置は、2021年に発表されたITセキュリティに関する連邦政府の研究枠組計画、「デジタル、セキュリティ、主権(Digital. Sicher. Souverän)」に焦点を当てている。この措置の重要事項は、ドイツとヨーロッパのデジタルインフラを可能な限り信頼性が高く、危機に強いものとするための研究の活用、重要なパートナーとの協力の強化、社会におけるサイバーレジリエンスとサイバー能力の向上である。

[DW編集局]