[本文]
-
- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2023/02/01
- 抄訳記事公開日:
- 2023/03/22
-
BMBFの新しい事務次官にドェーリング教授を任命
Stark-Watzinger beruft Döring als neue Staatssekretärin im BMBF
- 本文:
-
(2023年2月1日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)
シュタルク・ヴァッツィンガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は、退任するコルネリア・ハウグ氏(Kornelia Haugg)の後任として、ザビーネ・ドェーリング(Prof. Dr. Sabine Döring)教授を新たな事務次官として任命した。
BMBF大臣は次のように述べた:「卓越した科学者で数々の賞を受賞しているドェーリング教授を事務次官に迎えられたことを大変うれしく思う。国内外で長年の経験を持ち、科学界の実践的な哲学者であり専門家でもある彼女は、大きな財産である。彼女と共に、教育と研究のために多くのことを成し遂げ、プロジェクトを推進していけると確信している。同時に前事務次官のハウグ氏の多大なる支援と特別な協力に心より感謝したい。彼女はBMBFでの30年以上にわたる勤務を通じて、教育と研究のために多くの実績を残してきた」
ドェーリング教授は、2008年からテュービンゲン大学の実践哲学(倫理学)講座の教授を務めている。1997年にゲッティンゲン大学で、ロベルト・ムージルの哲学に関する論文で博士号を取得した。その後、カリフォルニア大学バークレー校、キングス・カレッジ・ロンドン、ハンブルグ大学で教育と研究を重ねた。2005年デュイスブルク・エッセン大学で、「道徳・倫理問題のソリューションとしての、根拠と感情」という論文により大学教授資格を取得した。2022年夏には、政治的自由主義と本のプロジェクト「自由な連帯、公益の自由主義理論」で、VW財団のオーパス・マグヌム(Opus magnum)奨学金を受けた。
[DW編集局]