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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領科学技術諮問会議(PCAST)
- 元記事公開日:
- 2023/02/22
- 抄訳記事公開日:
- 2023/03/22
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PCAST、科学技術による原野火災消防の現代化に関する報告書を発表
PCAST Releases Report on Modernizing Wildland Firefighting through Science and Technology
- 本文:
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(2023年2月22日付、大統領科学技術諮問会議(President’s Council of Advisors on Science and Technology:PCAST)の標記発表の概要は以下のとおり)
本日、PCASTは、消防士を保護するために原野火災消防を現代化するための提言を含む新たな報告書を発表した。PCASTは、科学、技術、イノベーションに関する政策を大統領に提言することを任務とする、連邦政府外のアドバイザーからなる唯一の組織である。
報告書は、国民、インフラ、地域社会を守るために命を賭して山火事に対処するファーストレスポンダーを支援するために、科学技術が果たすことができる役割に焦点を当てている。
PCASTの提言は、次のとおり。
▽政府機関は、火災現場の状況把握を向上させる先端技術を特定、評価し、そして消防士に届けるよう緊急に取り組むこと
▽特に原野火災における消防士のコミュニケーション、接続性、技術の相互運用性の不足に対処するために、既存技術と新技術の統合と維持を確実にするための追加資金を大統領予算に計上すること
▽原野火災の拡大をモデル化するための予測AIツールの向上を加速するため、国防総省やその他の政府機関が保有する衛星データへの研究コミュニティからのアクセスを拡大すること
▽消防士による火災現場の状況把握を改善し、原野火災への対応力を強化するために、既存および新たに開発された高度な無人航空機やその他の自律システムを活用すること
▽消防技術や省庁間の相互運用性の向上を推進する権限と組織的能力を備えた、原野火災消防に関する科学技術の開発と現場への展開を促進する省庁合同の行政組織を設立すること報告書はまた、連邦政府、民間部門および同盟国の枠内で利用可能な既存技術の評価において、連邦、州および地域のレベルにわたって協調的でまとまりのあるアプローチを取るよう勧めている。
[DW編集局]