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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- マックスプランク協会(MPG)
- 元記事公開日:
- 2023/02/01
- 抄訳記事公開日:
- 2023/03/23
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マックス・プランクがERC独立移行助成金を10件受賞
- 本文:
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(2023年2月1日付、マックス・プランク協会(MPG)の標記発表の概要は以下のとおり)
欧州研究会議(ERC)独立移行 助成金(Consolidator Grants)の直近の募集において、MPGは10の助成金獲得という好成績を出している。ヨーロッパ内での比較では、フランスの国立科学研究センター(CNRS)が18の助成金を獲得して1位、ケンブリッジ大学は8件を獲得して3位となった。4位はそれぞれ6件で、ヘルムホルツ協会、ライプニツ協会、エルサレムのヘブライ大学である。応募総数2,222件の中で、ヨーロッパが321件、そのうち112件が女性研究者によるものであった。全体の採用成功率は14.4%で、それに対しMPGの採用成功率は30.3%と高く、非常に成功したことがわかる。
ドイツ国内のランキングでは、MPGが首位で、2位は6件獲得のヘルムホルツ協会とライプニツ協会、3位はそれぞれ3件を獲得したミュンヘン工科大学、デュッセルドルフ大学、ダルムシュタット工科大学となっている。
ERC独立移行助成金は、7~12年前に博士号を取得した有望な科学者を支援するもので、研究プロジェクトに対して、最大200万ユーロが助成される。
10名の助成金受賞者は以下のとおり:
化学・物理・テクノロジー部門
・Annalisa Pillepich、MPI天文学研究所
・Philip J.W.Moll、MPI物質構造・力学研究所生物学・医学部門
・Meritxedll Huch、MPI分子細胞生物学・遺伝研究所
・Dora Tang、MPI分子細胞生物学・遺伝学研究所
・Aljaz Godec、MPI学際自然科学研究所
・Stephane Hacquard、MPI植物育種学研究所
・Hiroshi Ito、MPI脳科学研究所
・Daniel Schramek、MPI分子遺伝学研究所人文・社会科学部門
・Simone Kuehn、MPI教育研究所
・Joshua Wilde、MPI人口研究所 [DW編集局]