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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国宇宙庁
- 元記事公開日:
- 2023/03/17
- 抄訳記事公開日:
- 2023/04/18
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英国宇宙庁、ロールス・ロイス社の月探査用原子力発電を支援
UK Space Agency backs Rolls-Royce nuclear power for Moon exploration
- 本文:
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(2023年3月17日付、英国宇宙庁の標記発表の概要は以下のとおり)
ロールス・ロイス社の科学者とエンジニアは、人類が月で生活し、働くために必要な電力を供給する技術を開発する、「マイクロ原子炉計画」に取り組んでいる。すべての宇宙ミッションにおいて、通信、生命維持、科学実験などのシステムの維持は、電源に依存している。原子力は、将来の月ミッションにおいて、その期間と科学的な価値を劇的に増大させる可能性を秘めている。他の電源と比較して小型で軽量なマイクロ原子炉は、場所、太陽光などの環境条件に関係なく、継続的に電力を供給することができる。
英国宇宙庁は、英国のモジュール式原子炉の最初の実証試験を実現するプロジェクトに、新たに290万ポンドの資金提供を発表した。これは、2022年の英国宇宙庁が研究に提供した249,000ポンドに続くものである。
ロールス・ロイス社は、2029年までに月に送る原子炉の準備を整える計画である。
[DW編集局]