3月17日、中国国際人材交流基金会（基金会）と米国プロジェクトマネジメント協会（PMI）は、新たな協定に調印し、中国でPMI認証プログラムを共同で推進することに合意した。

3月16日、基金会の劉東金理事は、「基金会とPMIの友好協力は、24年の長きにわたり、常に高いレベルの相互信頼を保持し、中国におけるプロジェクトマネジメント専門家士認証プログラムトの発展に寄与してきた。この知識体系と認証プログラム導入と普及は、中国の経済社会発展の現実的ニーズに応え、多数の国際的なプロジェクトマネジメント専門人材を育養し、さまざまな組織や業種においてデジタルトランスフォーメーションやその他の改革のために効果のある人材サポートを提供している」と指摘した。

PMIのPierre Le Manh　CEOは、「両者は、極めて良好な協力関係を確立し、認証プロジェクトの中国大陸地区における急速な成長を促進してきた。PMIは成立してすでに50余年が過ぎ、個人、学界、政府と企業と結びつけ、彼らが新たなプロジェクト経済の中において自らを変革し、成功するために必要な能力を獲得するよう支援することに重点を置いている」と述べた。また、PMIは、中国におけるプロジェクトマネジメント専門人材の育成とキャリア向上のニーズにより注意を払い、基金会と協力してプロジェクトマネジメントシステムの普及と適用を推進することを提案した。

中国では、これまでに約98万人がPMIプロジェクトマネジメント専門資格認証試験を受け、2022年末現在、有効な証明書保持者は50万人を超え、情報技術、製造、金融、科学研究、建築、エネルギー、航空宇宙など、幅広い分野において、中国の企業、産業、地域経済の発展に多大な貢献をしている。同時に、この外国の先進的な知識体系の導入が、複合型の国際的人材を惹きつける手段として重要な役割を果たしていることも示している。

[DW編集局]