（2023年4月26日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり）

国の研究開発（R&D）の2024年度の投資方針を協議する予算方針会議が、4月26日、科学技術革新本部長の主催で開催された。今回の会議では、国家研究開発事業を実施する21部署から担当者が出席し、中長期投資戦略や2024年度投資方針、政府予算案編成指針などにもとづき、来年度国家研究開発予算の基本方針や重点投資分野などを話し合った。

韓国の国家研究開発予算は、科学技術基本法に基づいて編成される。科学技術情報通信部が国家科学技術諮問会議の審議議決を経て原案を作成し、企画財政部がこれを反映して政府予算案として編成するのである。韓国政府の2023年度の国家研究開発予算は総額31.1兆ウォンであった。

今後の予算に関しては、科学技術情報通信部は2月に「国家研究開発中長期投資方針」を作成した。これは今後5年間（2023年～27年）のR&D投資方針を提示するものであり、この間大きく増加した国家研究開発予算の戦略性を高め、投資システムを高度化することを目指すものである。3月には「2024年度国家研究開発投資方針および基準」が作成され、来年度国家研究開発予算の配分調整方針が示されている。

科学技術情報通信部は、毎年翌年度予算の重点投資・効率化分野を決定し、国家研究開発予算の配分調整に必要な事項を共有するために、国家研究開発事業を実施する部署とともに研究開発予算方針会議を開催している。

[DW編集局]