[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)
元記事公開日:
2023/05/09
抄訳記事公開日:
2023/05/31

ドイツとノルウェー、産業の脱炭素化に関するパートナーシップ対話を強化

Deutschland und Norwegen vertiefen Partnerschaftsdialog zur Dekarbonisierung der Industrie

本文:

(2023年5 月9日付、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)の標記発表の概要は以下のとおり)

ロベルト・ハーベック(Robert Habeck)BMWK大臣は、ベルリンにノルウェーのヤン・クリスチアン・ヴェストレ(Jan Christian Vestre)産業大臣を迎え、2023年1月5日にオスロで両大臣が合意した気候保護、再生可能エネルギー、産業の脱炭素化に関する二国間パートナーシップの深化に関する政治的対話を行った。

BMWK大臣は次のように述べた。「年初の2つの共同宣言においては、古典的なエネルギー問題だけではなく、特に産業のグリーン・トランスフォーメーションと水素のための先進技術について、二国間協力を拡大することへの両国の関心を再確認することができた。この合意にもとづいて、本日、水素生産能力を構築できるノルウェーの企業と、ドイツの潜在的な大規模ユーザーが参集しているのである」

このように両大臣は、ノルウェーでの水素生産能力の構築により、ドイツのエネルギー集約型産業部門の脱炭素化をさらに進めるため、両国のビジネス代表団をBMWKの円卓会議に招集した。その背景には、2030年までにドイツへの水素の大規模な供給を可能にし、ノルウェーからドイツへの必要なインフラを構築するという、オスロでの合意がある。

[DW編集局]