（2023年5月3日付、韓国研究財団（NRF）の標記発表の概要は以下のとおり）

　韓国研究財団は4月6日、「オープンアクセスと不良学術誌」というテーマでオンラインセミナーを開催した。韓国研究財団は、不良学術誌出版問題の社会的影響力を重く受け止め、今年3月から「健全な学術エコシステム構築のためのキャンペーン」を実施しているが、今回のセミナーはこのキャンペーンの一環である。

　目的は、オープンアクセス学術誌が登場した背景と国際的な不良学術誌問題について認識を共有し、学界の健全化を図ることである。発表者は、ソウル大学校動物生命工学専攻教授兼化学学術誌編集者協議会出版倫理委員長のユン・チョルヒ教授であり、発表後には質疑応答を行った。今回のセミナーでは、関心のある国民と研究者が自由にセミナーに参加して意見を交換できるよう、You Tubeの生中継で行われた。

[DW編集局]