[本文]
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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 韓国研究財団(NRF)
- 元記事公開日:
- 2023/05/24
- 抄訳記事公開日:
- 2023/06/12
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韓国研究財団、中央RISEセンター設立
- 本文:
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(2023年5月24日付、韓国研究財団(NRF)の標記発表の概要は以下のとおり)
地域イノベーション中心大学支援システム(RISE)は、いわゆる人口の崖(Demographic Cliff)や地域消滅といった現代的課題について、地方自治体を中心として教育部や関係省庁が省庁の壁を超えて協力・解決していくプラットフォームである。同システムは、地方自治体主導で大学を支援し、地域と大学がともに成長していくことを目指す。教育部は、地域主導大学財政支援事業予算により運営される市・道RISEセンターを支援する中央RISEセンターを韓国研究財団(NRF)と指定し、同財団は同センターを学術振興本部内に設置した。
中央RISEセンターは、地域RISEセンターの事業計画樹立支援、運営点検・管理、評価、教育などを担当するRISE支援チームと、成果管理システムの構築、協力ネットワークの運営、活性化・高度化方針の樹立などを担当するRISE成果管理チームで構成されている。同センターは、まずコンサルティングを通じて、市・道ごとに地域産業と連携したRISE計画の樹立(5か年、2025年~2029年)を支援し、教育部および市・道と緊密に協力して市・道RISEセンターの早期定着を目指す。今後は、各地域独自のRISEシステムの構築を支援し、また成果の体系的な点検、成果の広報・拡散(成功モデルの発掘など)、結果の分析、政策確立の支援など、総合的な成果管理システムを構築する。また、地域センター支援および成果管理の具体的な方針と実行計画を確立し、総合成果管理システムの運営、ワークショップ、成果フォーラムの開催など、相互連携策も継続して模索していく。
[DW編集局]