[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科学技術部(MOST)
元記事公開日:
2023/05/04
抄訳記事公開日:
2023/06/14

中国・ASEAN公衆衛生科学技術協力センター設立大会の開催

科技部副部长张广军出席中国—东盟公共卫生科技合作中心成立大会

本文:

4月25日、中国・ASEAN公衆衛生科学技術協力センター設立大会が開催され、張光軍科学技術部副部長が出席した。概要は以下の通り。

「中国・ASEAN公衆衛生科学技術協力センターの建設は、習近平国家主席が中国・ASEAN対話関係樹立30周年記念サミットにおいて、李克強首相(当時)が第24回及び第25回中国ASEAN首脳会議において提唱した重要な措置を実行に移したものである。中国科学技術部は、2022年6月の中国・ASEAN科学技術イノベーション協力合同委員会第1回会議において、北京大学が先頭を切り、国内外の多くの機関を連合してASEANに目を向けた公衆衛生科学技術協力のプラットフォームを共同で構築し、伝染病予防・管理と突発性公衆衛生事態への緊急対応、ワクチンと医薬品の研究、流行病症の監視と人材育成などの面において協力することを支持した。センターの正式な設立は、この提案が計画から現実に変わったことを示しており、地域の公衆衛生科学技術協力の深化、公衆衛生安全バリアの共同構築、より緊密な中国ASEAN運命共同体構築のためにさらに大きく貢献するであろう。

中国とASEANは、地理的に依存し、人的・文化的に関係が深く、運命を共有しており、ASEANは中国の科学技術イノベーション協力の優先的パートナーである。中国・ASEAN公衆衛生科学技術協力センターの設立は、双方の科学技術イノベーション協力のために新たなプラットフォームを構築し、新たな原動力を注入するであろう。センターがASEAN諸国をカバーする協力ネットワークの形成を加速し、中国とASEANの公衆衛生分野の人材相互作用の広々とした舞台となり、地域公衆衛生の安全を守るためにさらに大きな役割を発揮するよう希望する」

設立大会では、龔旗煌北京大学学長、ジャウハリ駐中国インドネシア大使、ノパライ・タイマヒドン大学副学長が挨拶を行い、任喬傑北京大学常務副学長・医学部主任が大会を主宰した。中国教育部、国家衛生健康委員会、国家疾病予防管理局、広西チワン族自治区科学技術庁の代表、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、ラオスと中国・ASEANセンターなどの中国駐在大使館および国際機関の代表、及び国内外20余の研究所、研究院、大学と中国疾病予防管理センターの公衆衛生分野の専門家代表が大会に出席した。

[DW編集局]