4月21日、2023年「中国・米国ヘルスブリッジ」が初開催された。概要は以下の通り。

中国と米国の医療と健康分野における交流と協力を促進するため、中国科学技術交流センター、浙江省科学技術庁、金華市人民政府、米中医療技術交流協会が共催した、2023年「中国・米国ヘルスブリッジ」の最初のイベントが、4月21日に浙江省金華市で成功裏に開催された。高翔中国科学技術交流センター主任、李斌峰金華市副市長が出席するとともに挨拶を行った。任荘嘉交流センター副主任が、「民間の力を発揮させ、双方向の交流を強化し、中国と米国が手を携えて衛生・健康協力の新たな空間を拡大しよう」と題する基調報告を行った。

高翔主任は挨拶の中で次のように述べた。

「中国は、開放・協力を終始堅持し、衛生・健康分野の国際交流を高度に重視し、米国を含む世界各国と広範な協力を展開してきた。中国と米国の衛生交流と協力はすでに百年以上にわたっており、多くの実りある成果は両国民衆に実質的な利益をもたらし、中米の友好の架け橋を築いた。「中国・米国ヘルスブリッジ」は、すでに両国の医療・健康分野の産学研交流の架け橋となっている。中米の専門家、学者、企業家がこのプラットフォームを十分に利用し、衛生・健康分野における成功の実践を掘り下げて交流し、医学交流と衛生政策の研究・討論を深化させ、相互学習、相互参考の中で経験を共有し、理解を深め、協力を強化し、交流と相互訪問のメカニズムを確立し、人材共同育成の力を大きくし、両国民心の相互疎通を推進し、人類衛生健康の運命共同体を協力して構築するよう希望する」

今回のイベントは、「医療健康のイノベーションで未来をリードする」をテーマとして、医療健康発展のフロンティア、医療健康イノベーションの国際化展開の特別テーマに焦点を当てて討論を行い、中米医療健康資源のリンク、融通を推進した。米国ハーバード大学、デンバー大学、メイヨークリニック、医療イノベーション企業と中国浙江大学、温州医科大学、復星グループなどの国内外大学、研究院、研究所、企業の専門家、学者300名近くがオフラインで会議に参加した。中米医療健康の戦略、医薬品サプライチェーン、知的所有権の保護、デジタル医学、がんの革新的治療法などの多くの議題をめぐって交流、研究・討論が行われた。イベントは、ライブウェブキャストの形式を通じて両国の科学技術研究者や一般市民に開放され、オンライン参加人数は、延べ1.98万人に達した。会議に参加した中国と米国のゲストは、「ヘルスブリッジ」は中国と米国が理解、互恵とウインウインを深める友好の架け橋である。関連の活動に引き続き参加して、中米の衛生健康分野における交流と協力を共同で推進してゆきたい」と述べた。

[DW編集局]