4月18日付、中国教育部の標記発表の概要は以下のとおり。

第20回中国共産党大会を受けて発行した「現代職業教育体系建設改革の深化に関する意見」を実行に移すため、地域産業教育コンソーシアムを設ける。

一．業務の目標
産業と教育の融合、産業と学術の協力を深化させ、政府の統一的計画、産業の集合、企業の牽引、学校の主体的役割を十分に発揮させる。工業団地を基礎として、人材育成、イノベーション、起業、産業経済の質の高い発展を促進する機能を兼ね備える地域産業教育コンソーシアムを2023年末までに約50か所、2024年末までにさらに約50か所建設し、2025年までに計150か所を建設する。

二．条件の要求
１．先進製造業、現代サービス業、現代農業を核心的主導産業とし、新世代の情報技術、バイオテクノロジー、新エネルギー、新素材、ハイエンド装備、新エネルギー自動車、グリーン環境保護、航空宇宙、海洋装備等の戦略的新興産業の発展を加速する。
２．教育部門は他の省庁、部門と協力し、協調・連動する業務のメカニズムを確立し、政府、業界、企業と教育機関の四者が協同する運命共同体を構築する。
３．先頭に立つ企業は職業訓練計画、人材育成基準、教材・カリキュラム開発、教師グループ構築などの各段階に深く関与し、実質的な成果を収める。
４．コンソーシアムは、研究開発、技術イノベーション、技術成果移転を共有するプラットフォームを構築し、工業団地企業のために技術コンサルティングとサービスを提供することで、技術イノベーション、プロセス改善、製品グレードアップを促進し、企業の実際の問題を解決する。
５．財政支援を強化し、社会資本、産業資金の投資を呼び込み、職業教育の主要な建設・改革プロジェクトを支援する。

[DW編集局]