[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2023/06/01
抄訳記事公開日:
2023/06/29

BMBF、仏高等教育・研究省とともにAI研究プロジェクトに資金提供

Stark-Watzinger: Wir bringen den KI-Standort Europa voran

本文:

(2023年6月1日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

BMBFと仏高等教育・研究省研究省(MESR)は1日、人工知能(AI)に関する第2次共同助成ガイドラインにもとづき、新たに10の独仏AI研究プロジェクトを立ち上げた。

ベッティーナ・シュタルク=ヴァッツインガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は次のように述べた。「さらなる独仏AI研究プロジェクトをスタートさせることで、AI拠点としてのヨーロッパを前進させたい。躍動するAI開発を目の当たりにしているが、協働することでその開発をさらに磨き上げる。それには、独仏の連携プレーが必要だ。新たな研究プロジェクトにより、独仏協働のAI研究イノベーション・ネットワークを強化し、持続可能な協力関係を構築し、技術主権と信頼できる“Made in Europe”のAI開発の基盤をつくり上げる。共同資金提供の募集に大きな反響があったことからわかるように、独仏両国には、この分野で多くの専門知識がある。我々には、これらの知識を両国、そして欧州の経済と社会のために、価値創造と社会的付加価値に変換する絶好の機会だ」

AI分野においては、独仏両国は協二国間研究協力や研究開発プロジェクトに対する第2次共同助成ガイドラインを運営しており、これらは両国間の研究協力強化の一つの成功例である。総額1,300万ユーロの資金が、新たに10の共同プロジェクトに提供される。これらのプロジェクトにより、現在のAIの研究分野において新たな手法を開発し、新たな応用を開発することを目指す。

[DW編集局]